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「テレビなんてショーなんだからそんなに目くじら立てるなよ」という理屈はおかしい【ほこたて】

 はてな匿名ダイアリーよりこんな記事を見つけました。

 

 ■いい大人が「八百長」だの「やらせ」だの騒いで恥ずかしくないの?

 http://anond.hatelabo.jp/20131025094025

 テレビだって、プロスポーツだってエンターテイメントだし興行なんだからさ。

 八百長ややらせがわかったとしてもそういうの全部含めてまるっと楽しめばいいじゃん。

 

 最近話題の「ほこたて」のことを言ってるっぽいですね。

 いや、でもこの理屈はおかしい。

 

 

 もちろん、テレビ業界が初めから

 「これはエンターテイメントです☆」

 「これはショーです☆」 

 って言ってるなら、誰も目くじらたてて怒りはしないでしょう。

 

 しかし、テレビはいつも、

 「これはヤラセなし、演出なし、真実の報道です☆」

 みたいな面して放送してるから、みんな怒るわけです。

 

 こちらの食品偽造問題と同じですね。

 

 阪急阪神ホテルズの偽装食材全一覧

 http://n-seikei.jp/2013/10/post-18430.html

 

 こちらが問題になっているのも、

 「鮮魚のムニエル」って書いといて冷凍ものが含まれていたり、

 「フレッシュジュース」って書いといてストレートジュースを使用していたり

 「手作りチョコソース」って書いといて既製品を使用していたり

 そういうことするから、問題になっているわけです。

 

 もしこれが最初から「コンビニのチョコ」と書いてあれば、誰も目くじらたてて怒りはしません。

 それ以前にお客も来ないかもしれませんが。

 

 ただ、

 「未だにテレビに対して少しでも信頼を抱いている人々がいるなんて呆れる」

 という点に関しては、少なからず同意できます。

 

 以前こちらの記事でも同様のことを書きましたが、もっかい同じ内容を転載させて頂きます。

 

 テレビ業界の皆様への提言『アメリカンプロレスに倣いませんか』

 http://dshocker.hatenablog.com/entry/2013/10/23/172434

 そもそもよく考えてみれば、ドキュメンタリーとかノンフィクションというジャンル自体が元々無理があったんじゃないですかねぇ。と最近はよく思います。

 

 本当に脚本も無しにただありのままを撮影してたら、毎週毎週定期的におもしろい話題や感動的なドラマなど生まれるわけないんですよ。

 面白い結果が出るときもあれば、出ない時もある。そういう微妙な番組になるはずなんですよ。現実ってそんなもんでしょ。

 にも関わらず、今までこのようなジャンルが成立していて、視聴者がそれを疑いもせずに見ていたことの方が異常なんですよ。

 

 私はもう十年以上前から、いつもこのことを疑問に感じていました。

 『ぼくの日常生活ではドラマチックなことなんて滅多に起きないのに、どうしてテレビでは毎週起きるんだろう? ふしぎだなー?』って。

 当時は未来日記とかでしたっけね。

 

テレビ報道の正しい見方 (PHP新書)

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 ちなみに同記事では、

 解決策として以下のような内容を提示しております。

 

 というわけで私から提言です。

 テレビ業界はもう、「真実」を売りにするのはやめませんか。

 ドキュメンタリーやノンフィクションというジャンルは廃止しましょう。

 

 代わりに、アニメとバラエティ番組だけにしましょう。

 これなら、いくら嘘ついても平気ですよ。

 最初から虚構だっていうことが前提のコンテンツなのですから。

 

 例えば、アメリカンプロレスは嘘っぱちのケンカシーンばかり映しています。それでも、あれが捏造だと叩かれることはありません。

 何故なら視聴者は誰もが、あれはショーであるということを理解したうえで見ているからです。

 

 テレビ業界もそれを見習いましょう。

 もう、テレビで放映されるものは全て「ただのショーなんだ」という前提で放送していきましょう。

 それならどんなに捏造しても、やらせをやっても、誰にも叩かれることはありません。

 例えばこんな感じのノリで。

 

 

 

 

 

 

f:id:noabooon:20131023171433j:plain

 

 この試合シーンを見て、『やらせだ!』とか『八百長だ!』と怒り出す人はいないでしょう。だってほら、やられてる方は右手にクッキー持っちゃってますからね

 

 最初からこういうスタンスで行けば、テレビ局側としても安定したネタ供給ができます。

 視聴者側もショーだと理解したうえで見ればいいのですから、鵜呑みにすることもありません。

 みんな幸せです。

 

  そう、最初から虚構を売りにすればいいんです。

 虚構新聞さんあたりに倣って、虚構放送とかに名前変えちゃえばいいんです。テレビは。

 そうすれば誰も不幸になりません。

 みんな幸せです。

 

 私はもう15年以上まともにテレビ番組を見ておりません。

 何故なら、テレビに真実など、とっくの昔に期待していないからです。

 

 ドラマは安っぽい感動を垂れ流します。

 ドキュメンタリーは偏向的な「真実」をこれ見よがしに見せつけてきます。

 ニュースは統計マジックの印象操作に満ちあふれています。

 

 昨今のテレビ番組で見ていて価値のありそうなものは、アニメと仮面ライダーとウルトラマンくらいです。

 ですので私は、それらの番組しか見ません。

 

 あ、それもネットやDVDとかで見てるわ。

 テレビだとCMがうざいんだもん。

 

 しかし、いつの日かテレビが「真実」を捨て去ってくれたのならば、再び見てやってもいいかなという気がしないでもないです。

 謎に上から目線になっちゃった。てへぺろ。