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管理職の仕事は「自分がいなくても回るチームを作ること」

 「あなたにしかできない仕事」はない 

 http://www.nikkei.com/article/DGXBZO61432220S3A021C1000000/

 

 上記、記事内の

 この一言が強く共感しました。

 管理職の仕事は「自分がいなくても回るチームを作ること」

 

 私は大昔、とある企業でそこそこの管理職っぽいポジションに居たことがります。

 

 その時の私は、自分を全能だと思っていました。

 部下は無能なやつばかり、誰も仕事を任せられない。

 全部、私がやるしかない。

 でなければ仕事にならない。

 そう思っていました。

 

 今にして思えば、若かったんだと思います。

 まだ22〜23歳くらいだったかな。

 大学を卒業したばかりで突然そんな高いポジションについたものだから、そして同年代の友人達よりもそれなりに良い給料も貰っていたものだから、調子に乗っていたんでしょう。

 

 自分は最高。

 自分は素晴らしい。

 自分は他の奴らとは違う。

 そんな第二次「中二病」とも言えるような恥ずかしいマインドに陥っておりました。

 

 結果、私のチームは崩壊しました。

 みんな退職していきました。

 何故なら、みんな私と仕事するのが嫌だったからです。

 

 私はいつも偉そうな態度をとっていましたし、私はいつも人の仕事を否定してばかりいました。

 これは比喩ではなく文字通りの意味で、当時の私は、部下を一度も褒めたことがありませんでした。

 しかもそれを、「正当な評価をして何が悪い」くらいに思っていました。

 

 愚かでした。

 本当に愚かでした。

 こうして思い返すと、恥ずかしくて仕方がありません。

 

 その後、私も何度か転職を経験しましたが、以後は180度方向性を変えました。

 まず、部下がどんなミスをしても怒らなくなりました。

 

 それまでの私は、

 「失敗なんて誰でもする」

 「でも取り返しのつかない失敗なんて、無いんだ」

 という基本的なことを理解できていませんでした。

 

 だから部下の小さな失敗を、まるでこの世の終わりであるかのように認識し、責め立てていました。

 

 でもそれを辞めました。

 別に個人のちょっとやそっとの失敗くらいで、いきなり会社が潰れるわけじゃない。

 そう思えるようになったのです。

 

 これに伴い、仕事もどんどん部下にパスるようになりました。

 部下が失敗したとしても、それはそれ。

 次回は気をつけてもらえばいいんです。

 

 こうして言葉にしてみると、「むしろどうして今迄気付かなかったんだよ!」というレベルの本当に当たり前のことですね。

 でも当時の私にとっては物凄い発見だったのです。

 

 この発見をして以来、私のチームはとても良く回るようになりました。

 私が不慮の体調不良で休んでしまったとしても、必ず他の部下達がそれを補ってくれる。

 そういう好環境が構築できるようになりました。

 

 「自分がいなくても回るチーム」と言えるまでにはあと一歩及んでいなかったかもしれませんが、それでも、かなりそれに近いチームが出来ていたと思います。

 

 どうしてもっと早く気付かなかったんだろう。

 どうしてもっと早くこうしなかったんだろう。

 

 マネジメントする側が愚かであると、本当に組織はうまく回らなくなります。

 

 私は、今はただの世捨て人のニートになってしまいましたが、

 もしこの記事を読んで下さっている方々の中に、

 現在進行形で何かをマネジメントされている方がいるならば、

 参考迄に、頭の片隅にでも覚えて頂けたら幸いです。