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迷信に踊らされる人々を、笑える者などいない

ジンバブエで小中学校がゴブリンに襲撃されて閉鎖

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1779007.html

ジンバブエの南マタベレレンド州にある小学校および中学校では、 教師らがゴブリンに襲撃されたことをうけて閉鎖となった。 4つの学校が影響を受けた。AllAfrica.comが伝えた。

閉鎖の決定は、ゴブリンが一連の襲撃事件を起こしたことを受けたもの。 地元の長老の話では、子供たちはパニックに陥り、学習を続ける状態ではないという。 最初の襲撃は今年8月に発生し、10月までに多くの両親が子供を学校にやるのを断念したという。

いつ授業が再開されるかの目途はたっていない。 教師らは長老らと相談のうえ、今後の対応策を考える。

伝統にしたがえば、ゴブリンの出現は呪いによるものだという。

 

 迷信に踊らされる人々が滑稽。

 そう笑うことは簡単だ。

 

 しかし私はこの事件を、遠い異国の「自分達には関係のない人々が起こした珍事」として、一笑に付すことが出来ない。

 今の日本とて、多くの迷信が毎日のように流布されていると思うからだ。

 

 

 例えば、学校の教師は十年前まで

 「電子辞書よりも紙の辞書のほうが、手を使って調べるから記憶に残りやすい」

 と言って、学生達に電子手帳を利用しないよう推奨していた。

 それが今では、全く逆のことを言ってる。

 曰く、「電子辞書のほうが素早く検索できるので、勉強の効率が上がります」とのことだ。

 

 それからゲームやIT機器が

 「脳に悪影響を与える」という論考は未だに絶えない。

 

 「マイナスイオン」が偽科学だということは

 意外に知られていない。

 

 数十年前の日本は、現在よりも遥かに高い放射線濃度で包まれていた。

 しかしそのことを知らずに、

 現代のわずかな放射線濃度の上昇に一喜一憂する人々は絶えない。

 

 地球温暖化問題やタバコの健康被害は、もう何十年も前から一部の科学者達より、

 「検証方法が恣意的」であると指摘されている。

 だが、このことは一般にはあまり知られていない。

 そして政府は地球温暖化防止のために17兆円の税金を投入してきたし、タバコは健康促進のため増税された。

 

 少年犯罪は件数としては減っていたのに、

 巧みな統計マジックによって「増えている」という誤解が社会に蔓延した。

 そしてその誤解を前提として、少年法は「改正?」された。

 

 

 

 私は、ゴブリンに怯えたジンバブエの大人達を

 笑うことなど出来ない。

 

 みんなあまり意識していないだけで、

 日本においても、多くのゴブリン達が、

 連日のようにニュースや新聞紙面を賑わせていると感じるかからだ。

 

 私自信、自分では気付いていないだけで、

 なんらかの迷信を妄信してしまっている可能性はある。

 黒人や女性が差別されていた時代、これらを差別することは「科学的に正当であるというお墨付きを得ていたのだ。

 

 人間はいつだって、真実に遠い生き物だ。

 そのことを忘れてはいけない。

 

 最後に私の好きな名言を四つほど紹介して本稿を締めさせて頂く。

 

 真実を探してる者を信じよ。

 真実を見つけた者は疑え

 アンドレ・ジイド

 

 ――確かに何かがいる。

 人に『かくあらねばならない』と思い込ませている何者かが。

 それは人々の間に入り込み、いつのまにか世界を軋ませている。

 人間の生涯に、何らかの価値があるとするならば、

 それはその何者かと戦うところにしかない。

 自分の代わりにものごとを考えてくれるイマジネーター

 と対決する『VSイマジネーター』

 ――それこそが人々がまず最初に立たねばならない位置だろう

 霧間誠一

 

 ある真実を教えることよりも、

 いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。

 J.J.ルソー

 

 大切なのは、疑問を持ち続けること

 アルバート・アインシュタイン