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自殺を止めるんじゃねぇぇぇっ!!!!

 本稿は以前にも書いたネタなのですが

 納得いかなくて削除してしまったので

 今回、再投稿しました。

 

 例えば

 友人の誰かが「死にたい」と言ったとします。

 すると世の中には一定の割合で、「あなたが死んだら悲しむ人がいる」と返す人がいます。

 私にはこういう人が理解できません。

 

 何故ならこの言葉は、今「死を願っている」その人の気持ちは何も考慮していないからです。

 

 その人が「死にたい」と思うまでに至った経緯・状況・そして今の辛い気持ち、その全てを無視して、『お前が死ぬと周囲に悲しみを与えるから死ぬな』というのは、あまりに無慈悲ではないでしょうか。

 

 確かに、友人の誰かが死を願っていれば、私はきっと考え直してもらいたいと思うでしょう。

 でもそれはあくまでも、『友人に死んで欲しくない』という私のエゴであって、けしてその友人のためではありません。

 私はその友人のことなど何も考えていません。

 ただ私が快適な人生を送るために、私にとって心地良いと感じられる存在である『その相手』に死んで欲しくない、それだけなのです。

 

 しかし、私のその思いが、本当に「相手のため」になるとは限りません。

 もしかしたら、生き地獄を与えてしまうだけかもしれません。

 さらなる不幸を与えてしまうだけかもしれません。

 

 そういうことを考えたら、

 私にはそんな無責任なセリフは、とても言えません。

 

 無責任な正義は、誰も幸せにしない。

 私はそう思います。

 

小指物語 (幻冬舎文庫)

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 もちろん、誰も自殺なんて望まない社会が実現するのであれば、それにこしたことはありません。

 

 ただ、そのために必要なプロセスは

 「自殺を不道徳として批判すること」ではなく、

 「誰も自殺なんて望まなくなるように、支援を強化すること」だと思うのです。

 

 もし今、あなたの目の前に自殺志願者がいるのであれば、

 あなたが行うべきは「制止」ではなく、

 「事情の理解」と「自分に可能な支援方法の模索」だと思うのです。

 

 そうでなければ、今苦しんでいる人達が、さらに苦しむだけです。

 そんなの、悲しいじゃないですか。

 


 参考リンク

 死にたい人間を安らかに死なせる社会になればいい

 この記事を再投稿するきっかけとなったエントリーです